1枚5万円から20万円程度で取引されています

ハニカムパネルは個人で購入する人はあまりいませんが、建設業者や自動車部品を製造しているメーカーなどでは材料として仕入れています。
大きさによって何段階かに分かれており、小さいハニカムパネルを多く仕入れるよりも、大きめのものを仕入れた方が単位面積あたりの価格が安く済みます。

比較的綿製の小さいハニカムパネルは縦が900ミリメートルで横が1800ミリメートルくらいの大きさのものがあります。
ちょうど畳と同じくらいの大きさです。もっと横長のものだと縦が500ミリメートルで横が2000ミリメートルといったものもあります。

いずれも薄いものであれば市場価格は約5万円です。
こういった大きさのハニカムパネルはそのままの大きさで使われる場合もありますが、小さい部品に使用する場合は最適な大きさに切断して使用します。そのため1枚のハニカムパネルからいくつもの部品ができるというわけです。

そして縦が500ミリメートルで横が6000メートルといった大きいものの場合は10万円以上が市場価格になります。

 

厚さによって市場価格が異なります

ハニカムパネルの市場価格は大きさだけで決まるというわけではありません。大きさの他に厚さも考慮する必要があります。
用途によって最適な厚さが異なるため、ハニカムパネルを使用して製品の製造などを行っている企業では、最適な厚さのハニカムパネルを発注しています。

大きさに関しては切断する事で小さくできますが、厚さを調整する事は難しいためハニカムパネルを使用している業者は発注する際に厚さを間違えないように気を配っています。

そして多くの人たちが想像する通り、厚いハニカムパネルの用が薄いハニカムパネルよりも市場価格は高めです。
同じ大きさで6ミリの厚さのハニカムパネルの市場価格が12万円程度であれば、20ミリの厚さになると16万円くらい、25ミリの厚さで20万円くらいが市場価格として妥当な金額です。

ハニカムパネルは面積と厚さの他に品質などによっても価格は変わって来ます。
市場価格と比較して極端に安い場合は強度の面であまり安心できないかも知れません。市場価格相応のものを使うのが無難です。